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二胡検定への道 7 [二胡]

検定当日。

晴れてよかったです。湿気少ないです。
かねてからの計画通り、スタート時間の3時間前に会場近辺のカラオケボックスに到着。
ワタクシよりも先に検定を受ける友に、会場の椅子の高さもリサーチしてもらえる
ことになり、準備は万端。持つべきものは友達です。

一人で黙々と練習しまくっているうちに、ブログつながりでぷれさんが遊びに来て
くれました。ありがたい。
心優しいお姉様であられるぷれさんは、ホッチキスのヘヴォい練習弾きにも
「カッコいい~!」と暖かい拍手を送ってくださり、かなり励まされました。

ぽろぽろとミスが出てはいたのですが、メンタルを含めた全体的な調子は悪くなかった
ので、「この勢いのまま、行ったれ」と検定会場に乗り込みます。

控え室の空調もバッチリ! 素晴らしい。
弱音器をつけ、ここでもなるべく指を動かしておきました。

やっぱり細かいミスは出るのですが、気持ちが結構ノっていて且つ落ち着きも
あったので、そんなにひどい演奏をしでかさなくて済みそうだ…という気がいたしました。

さて。ホッチキスの順番が参りまして。
お部屋に入ると劉福君先生が

 「久しぶりですね、二年ぶりですね」

…とチョー笑顔で出迎えてくださいました。
覚えていらっしゃるのでしょうか。超絶素晴らしい記憶力。


 「どうですか? 上手になりましたか?

 「いやー、先生にはいろいろ注意されてばかりですけど…。
  でも頑張ります!」

…てな感じで、こちらも自然に笑顔出たので大変助かりました。
緊張させないよう、話題を振ってくださったのかもしれませんね。

しゃべりつつ、譜面のセッティングをしました。
暗譜は大体できてるっちゃできてるのですが、自信のないところもあり、
今回は楽譜持参です。
…実は、二年前の検定では完全暗譜していたので「間違える事は絶対ない」と、
ノー楽譜だったのですが。
試験官であられるOA徳先生に

 「暗譜してんじゃん? だったら譜面台どけて。もっと横にどけて」

…的なことを言われ、ホッチキスはこの時“あのOA徳と、遮るものなど何もない状態
向かい合う”というかなり怖い状況になってしまったのです。
“直に向き合う”って感じになり、緊張が増してしまったので、今回は暗譜できていたと
しても譜面は持ち込もう…と決めていました。


演奏開始。
まずは『藍花花叙事曲』から。
指定曲と自由曲は、別にどっちから弾いてもいいみたいですが。
(↑ 二年前、劉先生がそのようにおっしゃっていました)
ホッチキスはお師匠から「必ず藍花花を先に弾け」と言われていたので、
こちらを先に演奏。

出だしはイメージ通りに弾けず、ちょっと悔いが残りましたが、中盤は持ち直しました。
持ち直したと思ったら、「ここまで。次、三門峡を弾いてください」と切られて
しまったため、

 「・・・!! 後半、めっちゃ練習したのに! 今、ちょっと調子出てきたのに」

…と残念な気持ちもありましたが。
それ以上に「後半の難所を弾かなくて済んだ!」という喜びの方がまさっていたというか。
フルで弾くと10分ぐらいかかってしまい、ヘトヘトになるのですが、これで体力が
温存できました。

ナンかちょっと嬉しい…って感じで、『三門峡暢想曲』に移ります。
最初の一音を出した瞬間、気に入らない音色だったので何食わぬ顔をして弾き直し
これで出だしがショボかったらシャレにならないところでしたが、自分的には
まずまずのオープニングでスタートできました。
練習通り、アヤシげなところはあるが全体的にはまあ勢いに乗って弾けた…って
感じで、藍花花が思ったより早い段階で切られてしまったので、三門峡は最後まで
弾く勢いで演奏続行していたのですが。
これも、ラストの難所を残して「ここまで」とストップが入りました。

大失敗の可能性を秘めたパートを弾かなくて済み、結果的に大コケせず
終えられたことでホッチキス、内心めっちゃ歓喜にわきました。


【先生方の講評】

・二年前より随分良くなった。
 音楽性があり、表現しようという気持ちがよく伝わってくる。

・余裕を持って弾いており、よかった。

ただ!
 速いところ・ゆっくりなところ・激しいところ・静かなところ…曲に色々
 変化がある中で、あなたはゆっくり弾くところはちょっとリラックスして力を
 抜いているように見える。静かなところには静かな表現というものがある。
 今後はそういうところに注意して。

・あと、右手首はもう少し柔らかく使うといい。

・それから、2年前に言われたこと覚えてますか?
 ビブラートはもっと練習してください。


……やはり、先生方は二年前のホッチキスの、あのシケた演奏を覚えておられるようです。
なんという記憶力か。
この日の演奏、あんまり緊張せずにできたところは良かったのですが、小さいミスは
あちこち出ましたし、自分の中では「すごく弾けた!」という感覚が全然なかったため、
褒め言葉を頂戴したことは意外でした。
力を入れて練習していたつもりのビブラートを再度注意されてしまったことも
不甲斐なく……ていうか、ちゃんとかけて弾いていたつもりなのにまだダメ
なんだな、かける箇所も不十分なのかも…と、「満足」にはほど遠かったのですが。
褒めていただけたことは素直にとても嬉しかったです。

表現上の注意も、大変勉強になりました。
「ゆっくり弾くところで力を抜いている」というのは、「速いパートを乗り越えた後の
スローパートで、ちょっと安心して気を抜いてるけど休憩じゃねーぞちゃんと表現しろ」と
いうことだと思われますが。ホントその通りでございます。
これは、薄々分かっていながら仕方なくやっていた部分があります。
…最後まで弾く、という前提で練習していたのですが、ホッチキスには最後までしっかり
弾き切る力量がなかったため、どこかで休んでおかないと到底最後までもちませんでした。
師匠からは「全力を出さずに、全力で弾いているように聴こえる技術を身につけよ」と
注意され、その方法論も教えてくださったので練習もしていたのですが。
結局中途半端だったため、ゆっくりな部分で少しラクに弾いていた部分が確かにあったと
思います。先生方にはバレバレでございました。
全体的に、もっと精進せねばなりません。
全体的な地力を上げることが必要だと感じました。


…てな感じで。
何とか無事に検定を終了することができ、開放感に浸りつつ二胡友と乾杯なんか
しちゃったりして。

・・・・・もしかして、これで落ちてたりしたらチョーウケる…という不安も
若干あるのですが、とりあえずは無事に終えることができました。


タグ:二胡
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二胡検定への道 6 [二胡]

(※ もう二胡検定終わってるんスけど、順番の都合上、検定前のお話を先に書きます)

6月に入りまして。
さすがに毎日練習していたのですが、此の期に及んでホッチキスは
「一曲通してノーミスで弾く」ということがなかなかできませんでした。

・・・正確には「1時間ぐらい弾かないと精度が上がらない」という感じです。
連続して3時間ほど弾いていると「…あ、今のは比較的良かった」…と思えたりも
するのですが、いくらなんでも時間かかり過ぎじゃね? あったまるの遅すぎじゃね?

レッスンでなかなか上手く弾けないのも、ここが結構関係しています。
他の曲ならウォームアップなしでもある程度なんとかなりますが、藍花花や三門峡を
「ケースから楽器出してすぐバシッと弾く」という力量がない。圧倒的にない。
もうどうやってもグダグダになってしまいます。


そんな状態で検定一週間前のレッスンに臨んだホッチキス。

「どうなんだ弾けるのか弾けるようになったんだろうな弾けると言ってくれ」…的な
お言葉を投げかける師匠に「・・・一時間ぐらい弾くとミスがなくなってきて、
3時間ぐらいすると弾けてくる」…と正直なところを申し上げますと。

「3時間ってバカじゃねーのか。逆に疲れて演奏ダメになりそうじゃね!?」…的な
お返事を頂戴しました。

自分でもそう思います。
なので練習しているし注意されたことを直そうと思って取り組んでいる。
でもやっぱり10分とかソコラの指ならしでは、どうしてもミスが出てしまいます。

その日のレッスンでも、案の定激しく間違えました。

しかし。


お師匠:「……うん、いい。

     全体的にいい。

     二曲ともいい。

     特に藍花花がいい」




ウッソくせぇぇぇ!!


めっちゃ具体性に欠けるチョー適当な褒め言葉です。
ホッチキスもお師匠とはもう10年の付き合いになるので、実は分かっています。
この人は、本番直前の生徒に対しては「自信をつけてやりたい」という親心から
ウソくさい褒め言葉を連発する方であると。

しかも、前回レッスンの最後に「次のレッスンでは、多分褒めることしか
しないと思うんで」…と、あらかじめ宣言までされていました。

この状況で、逆にどう自信をつけろというのでしょう。

何も直されないまま、2回目の通し演奏に入ります。
お師匠が一緒に弾いて下さったので、二人で弾いてみました。


お師匠:「…あ、今のは良かったんじゃないですか」


そうかもしれませんが。
先生とのデュオ演奏で上手く弾けたからと言って、それがナンになるのかと
いう話です。
福岡まで一緒に来て、一緒に検定会場で弾いてくれるとでも?…って感じで。

そんなこんなでレッスン開始から1時間ぐらい経過したため、
「今なら多少マシに弾けるはず」と踏んだホッチキスは、「もう一回、
弾いてもいいでしょうか」と3回目の三門峡通し演奏にトライいたしました。


お師匠:「……! あ、良かった」


やっと「直すに値する」と思ってくださったのか、ここでようやく直しが
入りました。マジ良かったです。
なんにも直されずに帰ったのでは、レッスンに来た甲斐がありません。

曲の直し以外に、いろいろと注意事項も挙げてくださいました。


 ・検定当日も、やっぱ本番前に1時間以上弾いて調子を上げておけ。

 ・前回、失敗したと思う点は? ……あ、湿気?
  弾く前は、なるべくエアコンの風を当てるように。
  控え室では空調が直撃する席を選ぶように。自分でドライヤーを
  持ち込んでもよいが、絶対間違って熱風当てたりすんなよ?

 ・検定会場の椅子はどんな椅子か、できれば事前に確認しておくこと。
  (必要あれば足台等、準備をしっかりと)


……検定前なのに満足に弾けず、ちょっとイラつき気味だったホッチキスですが。

師匠というのは本当にありがたいものです。
先生に「ダメでした」という報告をしてガッカリさせたくないなあ…てなことを
思いつつ、この日は帰宅。

んで、そのレッスンの翌日からは調子が上がってゆき、そこまで長時間
弾かなくてもそれなりにまとめられるようになりました。

……が、上がってきたと思ったら風邪をひいてしまい、あまり練習できなく
なったりとか。
復調してからもダルさが残ってしまいましたが、まあ、とりあえず福岡には
出掛けられそうなぐらいの元気は出て参りました。

いよいよ本番です。

タグ:二胡
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二胡検定への道 5 [二胡]

そうこうしているうちに、5月になり。

世間ではGWだというのに、ホッチキスは風邪をひきました。
風邪が治ってからも体調がすぐれず・・・というか、なんだか気力が湧かない。
しかし、せっかく無職なのですから時間があるうちに…と、遠方の友人に会いに行ったり
秋に予定している演奏のリハを行ったり、一応ナニか活動らしきことはしていたのですが、
やっぱりどっか本調子ではない。

練習時間もこの期に及んで減っていきました。ヤヴァし。

・・・・で。
5月のビッグイベントといえば、なんといっても二胡縁でありましょう。



   1703101s.jpg


朱昌耀の演奏が聴けるぅ!

お師匠も出演なさいますYO!

…てなワケで。
朱さんの二胡は本当に本当に美しかったです。
お師匠の「江河水」も、いつも通り素晴らしい。
夢のようなコンサートでございました。
この時ばかりはホッチキスの五月病(?)も吹き飛んだようでした。

その夢のような演奏会から一夜明け。
翌日は、レッスンが入っておりました。

しかし、ここのところ気力体力が低下している影響で、練習があんまり
できておりません。
正直、4月に比べて上達ぶりがニブい状態であったかと思われます。

二胡縁の演奏が終わったばかりで疲労困憊のお師匠。

「待ち時間長くて…(※二胡縁ではトップバッターで演奏されたため、
 手持ち無沙汰な時間が長かったようです)」

…とヨレヨレでいらっしゃる師匠の前で、まずは三門峡を弾いてみたのですが。

引子とB♭のパート(※どちらもスローなパート)は良くなってんじゃん?…という
前置きの後で、師匠はこうおっしゃいました。


 それ以外は、正直・・・・練習してくれとしか言いようがない


ホッチキス、お師匠に師事して10年近く経ちますが。
実は、「練習しろ」と言われたことが今まで一度もありませんでした。
もちろん、「この曲はゆっくりから練習して下さい」とか「じゃあ、あとは
自己練習しておいて下さい」的なお言葉は頂戴するのですが。
最初に一曲通して、何の直しも入らないままイキナリ「練習しろ」と言われたのは、
本当に初めてでございました。

なんちゅーか。
ここんとこ少しタルんではいましたが、練習は細々と続けていましたし、
そこまで壊滅的な演奏ではなかったつもりだったのですが。

この十年、一度も「練習しろ」とおっしゃらなかった人のお言葉ですから、
重く受け止めねばなりますまい。

ちなみに、藍花花を聴いていただきましたらば。
「あ〜、うんうん、いい いい、綺麗綺麗・・・・って感じですね」……との呟きから、
怒濤のダメ出しを賜りました。


いい いい、綺麗綺麗ばっかりじゃダメだろうが!聴いてる人間をもっと惹きつけろやコラ「いい いい」じゃなくて「いーっ!?」って感じの部分を作れ注意を引け藍花花の物語を予感させろナンかホッチキスの演奏は途中から眠い終始綺麗に弾くなっつーの!!


…的な注意をいただき。

確か、一昨年8級の検定を受けた時は、事前レッスンで「弾けてるからもぅ来んな」とか
言われた記憶がありますが、今回は6月に直前レッスン頼んだら「そーですね」と
あっさり承諾していただけました。

・・・つか、どんだけ弾けてないのかって話です。
あと一ヶ月でどれだけやれるのでしょう。

自分としては、藍花花をとりあえず形にするだけでも結構大変だったのに、
ナンか「予感」させなきゃいけないとか、普通にムリじゃね?…って感じで。


ダルさが抜けず、気持ち的にも心もとない思いで5月が終わっていったのでございます。

タグ:二胡
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